月別アーカイブ: 2022年6月

解体新書

本日は籔内佐斗司氏のSNSより・・・・・企画展のご案内です。

奥が深い・・・・。

東海地方からは少し距離がございますが、タイミングの合う皆様は是非ご覧下さいませ。

 

 

 

 

解体新書
奈良県立美術館館長 籔内佐斗司
 『解体新書』とは、申し上げるまでもなく、1774年にオランダ語の書籍から漢文に翻訳し出版されたわが国最初の解剖学の解説および図鑑です。
著者は、杉田玄白、前野良沢らですが、翻訳を始めた当初、ふたりともオランダ語はあまり堪能ではなかったので、初版は暗号解読のように手探りで、誤訳だらけだったそうです。
その辺の事情を、前野良沢は『蘭学事始』で赤裸々に披瀝しています。
その努力のおかげで、日蘭辞書が完成し、江戸時代の西洋医学の基礎が確立され、蘭学が飛躍的に発展しました。
 『解体新書』は、ドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書 『Anatomische Tabellen』のオランダ語版『ターヘルアナトミア』を底本に杉田玄白らが数冊の洋書の解剖学図譜を参考にし、その図解篇『解軆圖』は、江戸時代の油画の先駆者である秋田藩士・小田野直武(1750〜1780)が担当しました。
『解体新書』は、ただの翻訳本ではなく、時代を開こうとする若き研究者たちの気概溢れる感動的な金字塔です。
蘭画家・小田野直武による解体図篇表紙
私は、2004年から2021年にかけて東京藝術大学大学院文化財保存学教授として、古い仏像の材料・技法と、修復の研究に携わりました。
ふだんは、長ったらしい肩書きの代わりに、分かりやすく「仏像のお医者さんです」と自己紹介したものです。
そして退任前に17年間の講座の研究業績をまとめたのが『古典彫刻技法大全』(監修・共著、求龍堂)です。
私は当初、この本の書名を『仏像解体新書』にしようと思っていましたが、出版社の編集部と相談して、書名ではなく腰巻きにその名を残すことにしました。
 では『古典彫刻技法大全』から、私が東京藝大文化財保存学在任中の学生やスタッフたちが行った仏像研究のほんの触りをご紹介しましょう。
表面から見ただけでは分からない仏像内部の秘密を解明する『仏像解体新書』です。
 まずはじめは、興福寺国宝館に安置されている『天燈鬼立像』です。
この有名な像は、なんと制作途中に腰のあたりで横にまっぷたつに切り離して、そこに三角材を嵌め込んで上半身を大きく右に傾け、鬼の激しい動勢を創り出していたことを、益田芳樹くんが解明しました。(『興福寺 国宝館 天灯鬼立像の構造と技法』2008)
次は、円成寺の『大日如来坐像』です。
本像は、上半身を裸の状態で造形し、その上に薄く彫刻した条帛を貼り付けていることを藤曲隆哉くんが実証しました。
加えて、体幹材を、木取りの段階で4度後ろに傾けることによって、大らかな若々しい大日如来の造形を造っていることも分かりました。(『円成寺大日如来坐像の構造と技法』2012)
次は東大寺中性院の『弥勒菩薩立像』です。鎌倉時代中期のたいへん精緻な菩薩立像ですが、この研究を行った小島久典くんの詳細な研究と再現作業によって、実に複雑な改変を加えていることが分かりました。(『東大寺中性院 菩薩立像の構造と技法の研究』2018)
最後は、茨城県の雨引山楽法寺の『金剛力士立像』の修復です。
本像は、2mを超えるみごとなカヤ材一木割り矧ぎ造の金剛力士像ですが、興福寺国宝館の金剛力士立像の系譜を引くことがわかり、また明治初めに焼失してしまった京都 東寺南大門の金剛力士像も、残された画像の姿から同じ系統であったと考えられます。鎌倉仏師の造形力の見事さに驚かされました。
以上の詳細は、ぜひ『古典彫刻技法大全』をご覧下さい。
また文化財保存学の業績のほんの一部ですが、東大寺ミュージアムやなら歴史芸術文化村ギャラリーにも展示されています。
 さて奈良県立美術館の夏の企画展では、7月16日(土)から8月28日(日)まで、館蔵コレクション展『「美術」ってナニ?美術・解体新書』を開催致します。
展覧会パンフレットには、「(館蔵の選りすぐりを)素材や技法、主題といった基本的な事柄から、制作背景や意図、意味や目的など、作品を理解する上で役に立つような知識や情報を分かりやすく解説し、その魅力と特徴を紹介」と、担当学芸員が書いています。
ちょっとわかりにくい表現ですが、ただいま担当者が、展示について知恵を絞っているところで、お手並み拝見というところです。
猛暑の中ですが、みなさまのご来場をこころよりお待ちしています。

 

 

*画像・内容は籔内佐斗司氏のSNSよりお借りしました。

 

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オークション

まだまだコロナ禍が続く今日この頃ですが、昨年より買取のお問い合わせが多い旨のお話を致しましたが、今年に入ってもオークション出品の新規のお問い合わせを頂いております。

皆様ありがとうございます。

買取ではなくオークション出品について・・・・皆様、よく知ってらっしゃいます。

以前はお問い合わせ時に買●○○の話をされることが多かったのですが、最近はオークションに関するお問い合わせも多いです。

関東方面からのお問い合わせが多いのですが、今回は関西・九州等々から・・・・いろいろお聞きすると・・・やはりコロナ感染の影響による理由の方が多いようです。

仕事が半減された方・ご自営で仕事が激減された方・飲食店舗で家賃等の経費が払えない・家族を養う為・大手企業にお勤めだそうですが、給与にも影響があるかもしれないので・会社経営で手持ちの出費が続いているので・・・・等々、こんな数日のお問い合わせの理由を聞いただけでもコロナの影響は計り知れません。

お話を聞いているだけで事の重大さが伝わってきます。

 

 

お問い合わせはホームページお問合せ欄よりお気軽にどうぞ!

親切&丁寧にご納得いくまでご説明させて頂きます。

尚、弊社の判断基準により業者又は氏素性の怪しい方は一切お断りさせて頂いております。

何卒、ご了承の程お願い申し上げます。

ちなみに・・・・・artbondは

・海外・国内の美術品全般を中心に販売・買取致します。

・美術展・作家による展示会のプロデュースを行います。(企画展内容・会場確保・期間・集客方法・集客・販売まで全部ご相談させて頂き展示会の成功へと導きます。)

・海外・国内のオークション代行(お手持ちの作品で不要になった作品などを高値で売買する事が出来ます。)

・海外で作品をお探し致します(特にリキテンシュタイン・ウオーホル

ウェッセルマン・ジムダイン等ポップアートなどを得意としております)

・琳派後継者の鶴田一郎正規取扱い店

・籔内佐斗司の正規取り扱い店

等を行っております。

宜しくお願い申し上げます。

 


 

 

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もしも猫展 🐱

 

素敵な企画展のご案内です。

是非、ご覧下さい!!

特別展 もしも猫展

猫が人だったら、人が猫だったら。

 「もしも、うちの猫が人のように話したら?」そんな想像をしたことはありませんか。

人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化(ぎじんか)とよびます。

天保12年(1841)頃から、浮世絵師の歌川国芳(うたがわくによし)は猫を擬人化したり、役者を猫にした作品を次々と発表していきます。

 本展では猫の擬人化作品と、それらを描いた歌川国芳を主軸に据えながら、江戸時代の擬人化表現の面白さに着目します。そのなかで、なぜ国芳の作品にかくも惹きつけられるのか、その魅力のありかを探っていきます。

 ※会期中、場面替えを行います。詳しくは本展公式サイトをご確認ください。

※会場内は描かれた猫にとって快適な環境になっています。人間には少し寒く感じられるかもしれませんので、調整のしやすい服装でのご来場をおすすめします。

 ※写真撮影OK(一部の作品を除く。フラッシュや動画は禁止)。

歌川国芳 流行猫の曲鞠 個人蔵

落合芳幾 歌川国芳死絵 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)

展覧会情報

展覧会名称 特別展「もしも猫展」
会期 令和4年7月2日(土曜)~令和4年8月21日(日曜)

※会期中に場面替えがあります。詳しくは本展公式サイトをご確認ください。

休館日 7月4日、11日、19日、25日、26日、8月1日、8日
開館時間 9時30分~17時(入場は16時30分まで)
会場 名古屋市博物館 1階 特別展示室・部門展示室
主催 名古屋市博物館、中京テレビ放送

観覧料

一般 高大生 小中生
1,600円(1,400円) 1,000円(800円) 500円(300円)
  • ※( )内は前売および20名以上の団体料金。
  • ※前売券販売は5月7日(土)から7月1日(金)まで。
  • ※高大生・中学生は学生証等を提示してください。
  • ※チケットは名古屋市博物館、チケットぴあ(Pコード=686-041)、ローソンチケット(Lコード=45227)、セブンチケット(セブンコード094-573)、イープラス、Boo-Wooチケットなどで販売。
  • ※名古屋市交通局の一日乗車券・ドニチエコきっぷを利用してご来館の方は当日料金より100円割引。
  • ※身体等に障害のある方は手帳、難病患者の方は受給者証のご提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額。
  • ※各種割引は重複してご利用していただくことはできません。ご了承ください。

【3館前売セット券のご案内】

本展と同時期に名古屋で開催する2つの展覧会《名古屋市科学館「特別展 宝石~地球がうみだすキセキ~」(7月9日~9月19日)、名古屋市美術館「ボテロ展 ふくよかな魔法」(7月16日~9月25日)》をご覧いただける前売セット券です(枚数限定)。前売価格合計4,600円から3,700円とお得になっています。ご購入はローソンチケット(Lコード=45368)またはセブンチケット(セブンコード094-573)にて。

相互割引のご案内

 下記の各展覧会観覧券(半券可)のご提示で、特別展「もしも猫展」の当日料金を100円引きします。

また、同様に「もしも猫展」の観覧券(半券可)で下記の各展覧会を当日料金の100円引きでご覧いただけます。

いずれも1枚につき1名様のみ有効で、他の割引制度との併用はできません。

特別展 宝石~地球がうみだすキセキ~

 令和4年7月9日(土曜)~9月19日(月曜・祝日)

名古屋市科学館

ボテロ展 ふくよかな魔法

 令和4年7月16日(土曜)~9月25日(日曜)

名古屋市美術館

展示構成

第1章)くらべてみる

 擬人化表現はパロディの一種ともいえ、人々が共有するイメージ、つまり広く知られた特質や伝承、あるいは世間を騒がせた話題を元として制作されることがあります。その場合、既存イメージからの逸脱から生まれる「可笑しみ」に妙趣があるといえるでしょう。とりわけ、大衆が主たる購買者である浮世絵では、こうした傾向が顕著ですが、現代となってはかつて共有されていたイメージ自体がとらえがたいものとなっており、当時の人々が味わった楽しさが分かりにくくなっています。

そこでまず展覧会の幕開けとして、擬人化して描いた作品と元となったイメージを具体的に見比べてみることで、擬人化表現の魅力を再発見していきます。

歌川国利 新版猫の玉のり 個人蔵

新版玉のり尽 個人蔵

第2章)擬人化の効能

 室町時代から江戸時代初期にかけて、人間以外のものが主役となる「異類物(いるいもの)」が種々創作されました。ここでは、「異類物」の系譜をひく御伽草子や幕末の風刺画などにより、江戸時代から明治にかけての擬人化表現の歴史を概観していきます。もちろん歌川国芳による滑稽な戯画も見逃せません。

同時に、擬人化することでどのような効能が引き出されるのか(それはまた絵師が何を意図したかということでもありますが)、さらには擬人化の表しかた、擬人化の範疇などを見ていきましょう。

鼠草子絵巻 巻五(部分) サントリー美術館蔵
※会期中、場面替えを行います。

鶏鼠物語絵巻貼付屏風(部分) 名古屋市博物館蔵

化猫退治絵巻(部分) 個人蔵
※会期中、場面替えを行います。

第3章)おこまものがたり

 天保13年(1842)、雌猫“おこま”を主人公にすえた合巻『朧月猫の草紙』(おぼろづきねこのそうし、山東京山作、歌川国芳画)が刊行され、シリーズ化するほどの人気を得ました。本展では異類の婚礼儀礼をつづった「嫁入物(よめいりもの)」の流れのなかに『朧月猫の草紙』を位置づけ、さらには後世へ与えた影響として、おもちゃ絵への展開をみていきます。

京山・国芳という大の猫好きコンビによって江戸時代のさまざまな共有イメージが巧みに織り込まれた“おこま”ちゃんの波乱万丈猫生をお楽しみください。

浮田一惠 狐の嫁入図(部分) 名古屋市博物館蔵

山東京山作・歌川国芳画『朧月猫の草紙』六編 個人蔵

第4章)人、猫になる

 天保12年(1841)頃、歌川国芳は「猫の百面相」なる団扇絵を制作します。猫を人間らしい仕草で描くばかりではなく、実在する人間である歌舞伎役者を猫に仕立てるという趣向は、国芳ならではの新機軸でした。これにより役者戯画の幅が大きく拡がることとなります。

さらには猫だけでなく亀や十二支などに対象が及びながら、同趣向は後世の浮世絵師たちへ受け継がれていきます。国芳の前時代に培われた役者似顔絵の記号化に言及しつつ、その様相と定着をご覧いただきます。

歌川国芳 猫の百面相 忠臣蔵 個人蔵

歌川国芳 亀喜妙ゝ 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)

【特集】おしゃべりな顔、百面相

 思わずセリフを付けたくなってしまうぐらい表情が豊かであることが国芳作品の魅力。天保11年(1840)頃から、国芳は様々な状況下に置かれた人間の表情をとらえた絵「百面相」を集中的に発表しています。それらは「こんな人、いるよなあ。」「これは、もしかしてあのシチュエーション?」と、時代を超えて共感できる面白さに溢れています。おしゃべりな顔「百面相」からは、国芳の観察力と的確な描写力をうかがい知ることができます。

花笠文京填詞・歌川国芳画『写生百面叢』名古屋市蓬左文庫蔵(尾崎久弥コレクション)

歌川国芳 戯画笑百面 まけせうぎ ほか 個人蔵

 

第5章)国芳のまなざし

 対象物をいかに観察し、描くか。そしてアイデアをどのように膨らませるか。展覧会の最後に、浮世絵師、歌川国芳の溢れる才と魅力を存分にご堪能ください。

歌川国芳 流行猫の狂言づくし 個人蔵

関連イベント

記念講演会「国芳、猫を描く」

7月16日(土)

開演:13時30分(開場は13時00分)

会場:地下1階 講堂

講師:当館学芸員 津田卓子

定員:先着110名(事前申し込み)

聴講無料(ただし本展観覧券の半券が必要)

  •  名古屋市電子申請サービスからお申し込みください。募集開始は6月16日(木)からです。先着順にて受付、定員に達し次第終了します。またキャンセル待ちの受付はいたしません。
  • ※障害等により電子申請サービスでの申し込みが難しい場合は名古屋市博物館までご相談ください。取得する個人情報は本事業に関する連絡·集計に使います。また、感染症対策のため、保健所等に提供する場合があります。
  • ※手話通訳・要約筆記など特別なサポートを必要とする方は、当日の2週間前までに名古屋市博物館までご相談ください。

写真撮影について

撮影時の注意点

本展の展示作品は、一部を除いて撮影いただけます。撮影にあたっては以下の条項をお守りください。

  • ・他の来館者の鑑賞の妨げにならないよう、ご注意ください。
  • ・他の来館者が映りこまないよう、ご注意ください。
    • ・シャッター音や周囲にご配慮の上、長時間の撮影はご遠慮ください。
    • ・会場の状況によっては撮影をご遠慮いただく場合がありますので、ご了承ください。
    • ・本展の展示作品は額装されているため、ガラスによる反射・映りこみがあります。
  • ・フラッシュ、ライトの使用は禁止。
  • ・動画の撮影は禁止。
  • ・三脚や一脚、自撮り棒等の使用は禁止。

その他、作品の保護・安全のため、当館の指示に従ってください。

撮影した画像の使用について

    • ・画像の使用は私的なものに限ります。それ以外の用途での使用は固く禁じます。
    • ・Webサイト・ブログ・SNS・電子メール等での掲載は個人での使用に限ります。
  • ・営利目的での使用は固く禁じます。
  • ・投稿や公開等の際、来館者の肖像権に触れる場合があります。ご注意ください。
  • ・画像掲載による第三者とのトラブルに関して当館では責任を負いかねます。画像の取り扱いにくれぐれもご注意ください。

新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い

○体調がすぐれない方は来館をご遠慮ください。

○検温で37.5°C以上の発熱が認められた場合は観覧をお断りします。

○会場内ではマスクを必ずご着用ください。着用しない方は観覧をお断りする場合があります。

○混雑状況に応じて入場制限を行なう場合があります。

○新型コロナウィルス感染症の影響により、展覧会および関連事業を変更・中止する場合があります。ご来館前に本展公式サイト・SNSにて最新情報をご確認ください。

 

 

環境問題

本日は籔内佐斗司氏のSNSより・・・・・・・
環境問題
奈良県立美術館館長 籔内佐斗司
ミケランジェロは、「材料から無駄なところを取り除いていく仕事が彫刻だ。
だから、優れた彫刻は無駄がないので美しい」という意味の言葉を残しています。ミケランジェロ先生に比べるべくもありませんが、木彫が本業である私も、仕事の半分以上がゴミを出す作業です。
ですから、脱炭素や、脱ゴミ、SDGsが賑やかな最近では、肩身の狭い思いをしていますので、環境問題については以前から大きな関心がありました。
国連や国際機関が進める地球規模の環境保護運動の背景には、きれいごとだけではなく、巨大企業の思惑がかならず見え隠れします。
かつて、国際捕鯨委員会(IWC)を舞台に急激な反捕鯨運動が高まりを見せた頃、その一方で、ベトナム戦争で米軍がベトナムにまき散らした枯れ葉剤による生態系への影響や子どもたちの催奇形性が大きな問題になりました。
やがて、米国の枯れ葉剤メーカーが、反捕鯨などの環境保護団体に莫大な資金を提供していた事実は、きれいごとだけではないことの一例です。
19世紀のイギリスで始まった環境保護活動や自然保護運動ですが、20世紀に最も熱心に取り組んだ国家は、ナチスドイツです。
「血と土」の思想のもとに、古代ゲルマンへの回帰を主張しました。ナチス№2のヘルマン・ゲーリングは、自ら森林長官も務めて自然保護や動物愛護に熱心に取り組み、先駆的な『帝国自然保護法』(1935)を制定して、原始ゲルマンの森と生態系の復元といういささか荒唐無稽な取り組みに尽力しました。
またハインリッヒ・ヒムラーは、ゲルマン民族の優秀性を主張する一方、「ゲルマン社会に相応しくない異分子(ユダヤ人やロマ)」を排除する民族浄化思想へと発展し、ホロコーストを生みました。
自然保護だけでなく、ヒトラー自身が実践していた菜食主義、禁煙などの潔癖な嗜好が、21世紀に社会運動としてたいへん活発に展開されていることはちょっと不気味です。
正義や善を強く標榜する主張の独善性は、異なる文化や民族を排斥する危険性を孕んできたことを歴史は教えています。
一時期、ゴミ焼却場から排出されるダイオキシンが問題になりましたが、その後、日本のゴミ焼却炉の多くは、プラスチックス類を一緒に燃やしても、ダイオキシンなどの有害物質を排出しない世界トップレベルの性能に達しています。
しかし、埋め立てが中心の海外のゴミ処理に比べ、国内ゴミの75%を処理している優秀な焼却プラントを海外に輸出しようとしていた矢先に、国連のCO2削減方針の影響で、その輸出は停滞しているとか。またレジ袋を食べて死亡するウミガメの扇情的な映像がたびたびテレビなどで放映されましたが、レジ袋が死因の固体の割合はわずかで、しかもその多くは海外のゴミを受け容れている国々から海に流れ出たものです。
レジ袋有料化政策以降、大量のショッピングバッグが商品化されて普及しましたが、これもいつかは廃棄されてマイクロプラスチックスやゴミの原因になります。動物愛護と権利保護の名の下に毛皮への反対運動が盛んになり、フェイクファーがブームになりました。
しかし、フェイクファーもいつかはマイクロプラスチックスになります。
最近、東京都が新築住宅に太陽光発電パネル設置の義務化を打ち出しましたが、太陽光パネル生産に伴う中国の少数民族への収奪や抑圧や、10年後にはかならず起こるパネルの大量廃棄へ対処方法を明確にすべきです。
近年盛り上がっている、欧米発信のSGDsやLGBTQ、diversityなどの正義のもとに、自分達とちがう意見や世界観を封殺しようという手法には、一神教的傲慢さや「他の価値観を認めないdiversity(多様性)」という大きな矛盾に満ちています。
マスコミが声高に叫ぶ環境問題のすべての原因は、増えすぎた人類とその欲望の負荷に、地球環境が耐えられなくなってしまったことであって、もはや人道主義や平等主義では解決しません。このテーマについては、また稿を改めて。
図版クレジット)
反捕鯨団体との攻防
インドのゴミの川
狩猟を楽しむヘルマン・ゲーリング
*画像・内容は籔内佐斗司氏のSNSよりお借りしました。

 

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2022年夏秋篇

 

本日は株式会社鶴田一郎事務所より素敵なご案内です。

是非、ご覧ください!!

 

 

 

information
本日、株式会社ノエビアの企業HPにて「ノエビアブランドWEB-CM〈2022年夏秋篇〉が公開されました。
爽やかに色を染める女性美を美しい映像と音楽にのせて届けます。
ぜひご覧ください。
○株式会社ノエビア「ノエビアブランドWEB-CM」
music by
PORTABLE ROCK
野宮真貴:Vocals
鈴木智文:Guitar.Keyboards&Programming
中原信雄:Bass.Keyboards&Programming
*画像・内容は株式会社鶴田一郎事務所よりお借りしました。

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