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「三日月兼光と備前の名刀」

本日は素敵な企画展のご案内です。

弊社取り扱い項目に無いように実は刀剣はあまり詳しくないのですが・・・・最近、顧客様で大変お詳しい方からもお話を聞いたりご一緒に見に行ったりと接することが多くなってきました。

ご興味のある方には大変濃い内容となっております。(無い方にも見て頂くと感じるものがあります)

是非、ご覧ください!

 

 

 

名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」(愛知県名古屋市、以下当館)では、2026年3月21日(土)~5月31日(日)、特別展「三日月兼光と備前の名刀」を開催します。

本展では南北朝時代から現代へと受け継がれた、名刀・三日月兼光を展示します。

南北朝時代に活躍した備前長船派の刀工・兼光によって作られた太刀で、戦国大名・上杉謙信のゆかりの刀として上杉家に伝来し、戦後は長らくアメリカに渡っていました。

このたび、名古屋刀剣博物館の所蔵となったことを記念し、当館が所蔵する備前の名工達による作品とあわせて公開いたします。

※三日月兼光は前期・後期で佩表と佩裏を入れ替えます。

前期: 佩表 3/21(土)~4/26(日)

後期: 佩裏 4/27(月)~5/31(日)

 

スケジュール 2026年3月21日(土)〜2026年5月31日(日)

開館情報

時間
10:00 〜 17:00
最終入館16:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
3月30日、4月6日・27日、5月4日・18日は開館
入場料 一般 1200円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 300円、65歳以上 1000円、未就学児・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URL https://www.meihaku.jp/event-mikadukikanemitsu/
会場 名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」
https://www.meihaku.jp/
住所 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-35-43

アクセス 地下鉄鶴舞線大須観音駅より徒歩9分、地下鉄名城線矢場町駅4番出口より徒歩10分、地下鉄東山線伏見駅5番出口より徒歩12分

ゴーギャン作品の「塗りつぶされた性器」、復元の可能性。米美術館が検閲塗装の除去を検討

本日は WORLD ART NEWSより・・・

同財団設立者のヘンリー・パールマンは1954年、パリでフランスの個人コレクターからこの作品を購入したそうですが、当時いろいろな事に検閲が行われており美術の世界も例外ではありませんでした。


 

ヘンリー&ローズ・パールマン財団がブルックリン美術館に寄贈した、ポール・ゴーギャン(1848-1903)の彩色レリーフパネル《テ・ファレ・アム(Te Fare Amu)》(1895-1897)には、裸婦の性器部分を覆う後年の塗装が残されている。

同館は今回の寄贈を機に、上塗りの除去について検討する方針を明らかにした。

 

ポール・ゴーギャン《テ・ファレ・アム(Te Fare Amu)》(1895-1897)部分。Photo: Courtesy Henry and Rose Pearlman Foundation

 

2025年8月、アメリカ・ニューヨークに拠点を置くヘンリー&ローズ・パールマン財団は、所蔵する全63点の美術作品をニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)、ブルックリン美術館の3館に分散して寄贈すると発表した。

うちブルックリン美術館が受け取る予定の作品は、シャイム・スーティン、エドガー・ドガ、アメデオ・モディリアーニによる絵画や彫刻など29点。

その中には、19世紀末、あるいは20世紀初頭につくられた説もあるポール・ゴーギャンの彩色レリーフパネル《テ・ファレ・アム(Te Fare Amu)》(1895-1897)が含まれている。

この作品は、ポリネシアに移住したゴーギャンが自宅の入口を飾るために制作したとされる。

セコイアの板に浅く彫られた幅約1メートル50センチのレリーフ《テ・ファレ・アム》の左側には、しゃがんだ裸体の女性像が描かれている。背中には赤い点が並び、赤い唇が強調されているが、当初は女性の性器も赤く彩色されていた。

アート・ニュースペーパーによると、同財団設立者のヘンリー・パールマンは1954年、パリでフランスの個人コレクターからこの作品を購入した。

しかし作品が「わいせつ」だとしてアメリカ税関に押収されることを恐れ、女性の性器部分を緑色の顔料で塗りつぶしたという

 

ポール・ゴーギャン《テ・ファレ・アム(Te Fare Amu)》(1895-1897)Photo: Wikimedia commons

 

パールマン財団のウェブサイトには、パールマンが塗りつぶす前の状態、すなわち人物の性器が確認できる状態を示すX線画像も掲載されている。

この塗りつぶしについて、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の保存修復家リンダ・ジカーマンは作品が非常に浅いレリーフである点に注目し、「彫刻というより、木板に描かれた絵画と考えることもできる」と指摘した。

こうした性質から、作品の重要な要素である色彩を改変することは「ゴーギャンの本来の構想に対する重大な編集的抑圧」であると批判している。

《テ・ファレ・アム》は2017年、シカゴ美術館で開催された「ゴーギャン:錬金術師としての芸術家」展への出品に際して、同館の保存修復家による調査が行われた。

その結果、緑色の塗料は元の朱色(バーミリオン)の層と強く結合しており、当時の技術では除去を試みることは望ましくないと判断された。

現在、この作品はロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)で開催中の展覧会「ヴィレッジ・スクエア:パールマン・コレクションからの近代美術の寄贈品」(7月19日まで)に展示されている。

同展では、アメリカの3館に寄贈される作品のうち50点が公開されている。 《テ・ファレ・アム》は現在ブルックリン美術館への貸与という形をとっているが、10月には正式な寄贈へと移行する見込みだ。

それに合わせて、LACMAの展覧会は「セザンヌからモディリアーニへ:パールマン・コレクションからの近代美術の寄贈品」と題を改め、ブルックリン美術館へ巡回する(10月2日〜2027年4月18日)。

同館の広報担当者は、この機会に問題となっている上塗りの除去について、保存修復チームとともに最新の技術を踏まえて検討する予定だと述べている。

(翻訳:編集部)

 

 

 

 

from ARTnews

米・イスラエル空爆でイランの世界遺産「ゴレスタン宮殿」に被害。湾岸のアート施設にも影響

本日は WORLD ART NEWSより・・・・・・

関係のないアート関連施設などが影響を受けているそうです(T_T)

 


 

イランの首都テヘランの主要部に位置するユネスコの世界遺産、ゴレスタン宮殿が、アメリカとイスラエルによる空爆の衝撃で被害を受けたと報じられた。

イランによる報復では湾岸諸国のアート関連施設にも影響が出るなど、中東地域での紛争拡大への懸念が増している。

 

アメリカとイスラエルによる空爆時に被害を受けたイランの世界遺産、ゴレスタン宮殿(2026年3月3日撮影)。Photo by Majid Saeedi/Getty Images

イランの世界遺産、ゴレスタン宮殿がアメリカとイスラエルによる攻撃の影響で被害を受けた。

レザ・サレヒ・アミリ文化遺産相が3月2日に公表したところによると、首都テヘラン中心部の政府系庁舎付近への空爆による爆風や破片で、宮殿の窓や扉、鏡などが損傷。同文化相は「イランの文化的・国民的アイデンティティに対する攻撃」であるとして、ユネスコに正式な報告書を提出すると述べている。

16世紀にサファヴィー朝の要塞として建設が始まったゴレスタン宮殿(別名「バラ園の宮殿」)は、18〜19世紀にカジャール朝の王宮として整備・増改築された。

2013年にユネスコの世界遺産に登録された豪華絢爛な建物は、タイルやモザイクによる手の込んだ装飾から美しい池のある庭園に至るまで、伝統的なペルシャの工芸技術や建築様式と西洋的な要素を融合させた点が高く評価された。

同宮殿は1930年に定められたイランの国定遺産保護法で国定記念物にも指定されており、有事には特別な保護が与えられることになっている。

現地時間の2月28日に始まったアメリカとイスラエルによる攻撃では、イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師と複数の高官が殺害され、ペルシャ湾岸から南西アジア地域における緊張が急激に高まった。イランは報復として、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、カタール、サウジアラビアにあるアメリカとイスラエルの軍事基地などを攻撃。

歴史的に不安定な地域にある石油産出国の間で近年保たれてきた秩序が揺らいでいる。

影響は湾岸地域の文化施設にも 報復攻撃を迎撃した破片は、UAEの首都アブダビの沖合にあるサディヤット島にも落下したとされる。

この島はUAEの誇る文化地区で、ルーブル・アブダビや開館準備中のグッゲンハイム・アブダビが立地している。フランスのアート紙、ル・コティディアン・ドゥ・ラールによれば、ジャン・ヌーヴェル設計のルーブル・アブダビには攻撃時に避難所として機能する耐火ギャラリーがあるものの、地下シェルターはないという。

UAEには美術館や博物館、ギャラリー、アートフェアによる活気あるアートのエコシステムが存在し、海外からも数多くの来場者が訪れる。しかし今週初め、ドバイで主要なギャラリーが集まるアルサーカル・アベニューが一時閉鎖されたほか、そこに拠点を置くローリー・シャビビ、ザ・サード・ライン、カーボン12、グリーン・アート・ギャラリーが無期限の休業をソーシャルメディアで発表。

ペロタン・ドバイもこれに続いた。 カタールでもイスラム美術館や国立博物館などが閉鎖され、再開の見通しは立っていない。

首都ドーハのマトハフ・アラブ近代美術館は、「来館者とスタッフが安全で無事であることが最優先事項です」とインスタグラムに投稿している。

なお、US版ARTnewsはテヘランのギャラリーにもコメントを求めたが、連絡は取れなかった。 3月2日にはさらに、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラが報復参戦し、イスラエル・ハイファ近郊の軍事基地をロケット弾とドローンで攻撃。

これに応戦したイスラエルは、レバノンの首都ベイルートや同国南部を空爆した。

現地報道によると、イスラエル軍の攻撃で少なくとも30人が死亡し、150人が負傷している。

この状況を受け、ベイルートのスルソーク博物館は無期限の閉館を発表した。

同館は歴史ある邸宅を利用して現代アートの展示を行い、エテル・アドナン、サロウア・ラウダ・シュケールらの主要作品を所蔵している。(翻訳:石井佳子)

 

 

 

 

 

from ARTnews

「『銀河鉄道999』50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路」

本日は素敵な企画展のご案内です。

リアルタイムでドンピシャな世代の方も多いのでは・・・・

初期の頃の漫画は汚い?雑?個性的でした☺

男おいどん・999・アルカディア‥などの世代の方も

是非ご覧になってください!

 

 

 

1954年に15歳で漫画家デビュー以来数多くの作品を描き、更に

アニメという世界を通じ、表現のフィールドを広げファンを魅了してきた松本零士。描かれた壮大な世界観は、時代を超え、今なお多くのファンを魅了し続けています。

本展は、漫画とアニメというふたつのフィールドで独自の世界観を表現し続けた松本零士のアーティストとしての技術と力、70年を超える創作活動で未来に託したメッセージを読み解きます。

多く作品を世に送り出し、その貴重な作品や資料を、アート視点、テクニック視点、ストーリーテラー視点など多面的に検証。

さらにそれらの表現によりメッセージされた松本零士の「作家」としての哲学と、それが生まれた背景を重ね合わせ、松本零士という創造者・アーティストの価値と魅力を展観していきます。

 

 

スケジュール 2026年3月20日(金)〜2026年6月7日(日)

開館情報

時間
9:30 〜 17:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
5月7日は休館
5月4日は開館
入場料 一般 2400円、大学生・高校生 1700円、中学生・小学生 無料
展覧会URL https://art-museum.city.nagoya.jp/exhibitions/post/leiji-m-exh/
会場 名古屋市美術館
https://art-museum.city.nagoya.jp
住所 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-25

アクセス 地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅5番出口より徒歩8分、地下鉄鶴舞線大須観音駅2番出口より徒歩7分、地下鉄名城線矢場町駅4番出口より徒歩10分

仏ルーヴル美術館の館長が辞任、宝飾品盗難事件から4カ月

昨年お伝えした堂々白昼にフランス・ルーブル美術館にて相当数の宝飾品が盗まれた事件の続報です。

 

 

 

ルーヴル美術館のローランス・デ・カール館長は宝飾品盗難事件の数日後、美術館の周辺に設置された監視カメラは「老朽化」し、警備体制がぜい弱だったと明らかにしていた

 

フランス・パリのルーヴル美術館のローランス・デ・カール館長が24日、辞任した。

世界最多の来館者を誇る同美術館では4カ月前、総額8800万ユーロ(約160億円)相当の宝飾品が盗まれる事件が起きた。

デ・カール館長は当時、美術館の監視カメラによる警備体制が不十分で、強盗犯の侵入を早期に察知できず、被害を防げなかったと明らかにしていた。

デ・カール館長はこの日、エマニュエル・マクロン仏大統領に辞表を提出した。

マクロン大統領は、「セキュリティ強化や近代化といった主要プロジェクトを成功させるために、冷静さと力強い新たな推進力」を同美術館が必要とするタイミングで、デ・カール氏が辞任を決断したことを称賛した。

窃盗犯は昨年10月19日午前9時30分にルーヴル美術館が開館した直後、現場に着いた。

顔を隠した4人の窃盗団が、機械式リフトを備えたトラックを使用し、セーヌ川に近いバルコニーから「ガレリア・ダポロン(アポロンのギャラリー)」へ侵入したとされる。

盗まれたのは9点。そのうちの1点、ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后が所有していた王冠は、犯人らが途中で落としたと見られ、現場付近で発見された。

王冠は損傷していた。

4人はその後逮捕されたが、残る盗難品8点は見つかっていない。

その中には、ナポレオン1世が2番目の妻マリー・ルイーズ皇后に贈ったエメラルドとダイヤのネックレスも含まれる。

今月上旬、ルーヴル美術館は、損傷した王冠の画像を、事件後初めて公開。王冠は「ほぼ無傷」で、完全に修復が可能だと説明した。

同美術館には、レオナルド・ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」をはじめとする、貴重な美術品が所蔵されている。

監視カメラが「老朽化」

事件から3日後の10月22日、デ・カール氏はフランス国会上院(元老院)の公聴会に出席。

ルーヴル美術館の周辺に設置された監視カメラは「老朽化」し、警備体制がぜい弱だったと述べた。

美術館の外壁を映していた唯一のカメラは、盗まれた宝石が展示されていた「ガレリア・ダポロン」に通じる2階のバルコニーとは別の方向を向いていたと、デ・カール氏は説明した。

ルーヴル美術館には昨年だけで約870万人が訪れている。

それにもかかわらず、警備への投資が遅れるなど、予算面の課題に直面している実態があるとした。

監視カメラの数を倍にしたいと、デ・カール氏は当時述べていた。

デ・カール氏は2021年に館長に就任した。

その際、以前勤務していたオルセー美術館の近代的な設備とは対照的に、ルーヴルの設備は「時代遅れ」なので注意するよう言われたという。

仏議会は現在、ルーヴル美術館の警備上の失態について調査を進めている。 最終報告は5月に公表される予定。

先週公表された予備報告では、窃盗犯の侵入を可能にした「組織的な欠陥」が指摘されている。

ルーヴル美術館をめぐっては窃盗事件後、チケット詐欺事件や、老朽化による水漏れも起きている。

複数報道によると、パリ検察は今月10日、ルーヴル美術館で10年にわたり行われていたとされるチケット詐欺の捜査の一環として、9人を拘束した。

同じチケットを使いまわして団体客を入館させていたとみられる

 

ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后が所有していた王冠は、損傷した状態で現場付近で発見された。窃盗犯が逃走を急ぐ中で落としたとみられる

 

窃盗団に盗まれた宝飾品。ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后が所有していた王冠(右上)は、現場近くで損傷した状態で発見された

 

 

 

 

 

(英語記事 Louvre museum director resigns months after high-profile heist