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日本の神々降臨!

本日は愛知県が誇る徳川美術館にて来年1月4日(日)から開催されます新年にふさわしい素敵な企画展(素敵なタイトル)のご案内です。

わたくしは企画内容が他には無い内容が多いので頻繁に通っております。

今展も新年に相応しい重厚かつ面白そうな内容となっておりますので是非、ご覧ください!

 

 

 

日本各地には、その土地や土地に住まう人々を守る神々が鎮座しています。人々は共同体を作り、神に祈りを捧げて神のもたらす恵みを受け、その恵みに感謝しました。

また同じ神を先祖とする部族が現れ、特定の願い事をその分野を得手とする神に捧げる人たちも現れました。

展覧会では、神の鎮座地や祀る人々、そしてさまざまな祭りに注目し、日本人と神との関係をひもときます。

 

スケジュール 2026年1月4日(日)〜2026年2月1日(日)

開館情報

時間
10:00 〜 17:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料 一般 1400円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 500円
展覧会URL https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibitions/企画展 日本の神々降臨/
会場 徳川美術館
https://www.tokugawa-art-museum.jp/
住所 〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017

アクセス JR中央本線・名鉄瀬戸線・名鉄名城線大曽根駅南口より徒歩10分

🎅Merry Christmas🎄

🎅今や世界的な風物詩となったクリスマス🎄ですが、意外にもモチーフにした絵画はあまり多くないそうです。

クリスマスが現代のようなイベントとしての性格を持ち始めたのは19世紀以降のことであり、それ以前は何か特別な祝い事とする認識自体がヨーロッパにもありませんでした。

しかし19世紀以降、家族がクリスマスを祝う場面や、季節感を感じさせる風景が多く描かれるようになり、著名な画家たちもモチーフとするようになっていったのです。

有名どころだけですが・・・・クリスマスをテーマにした代表的作品をご紹介します。

 

 

ノーマン・ロックウェル『クリスマスの帰省』(1948年)

アメリカの画家、イラストレータのノーマン・ロックウェルは、差別批判などの強い社会的メッセージを込めた作品と、家族や地域社会の絆をテーマにした作品で有名です。

この絵は1935年12月21日発行のサタデー・イブニング・ポストの表紙イラストとして制作され、サンタクロースが子どもたちからのプレゼントのリクエストの手紙に目を通す様子がコミカルに描かれています。

すでにこの頃には現代に通じるサンタクロースのイメージが確立され、イブの夜に子どもたちがプレゼントをもらうという文化が定着していることがよくわかります。

ロックウェルの作品には、アメリカンカントリーを舞台にしながらも現代に通じるクリスマスの楽しさと懐かしさが表れているため、現在もアメリカの国民的画家として高い人気を誇ります。

 

ポール・ゴーギャン『タヒチのクリスマス』(1896年)

 

ポスト印象派の巨匠ゴーギャンは南太平洋のタヒチで過ごした際、クリスマスに関する絵画を描いています。

しかしながら彼のスタイルは伝統的な宗教画とは異なり、現地の文化や風習を融合させたものです。

そのためこの絵を見てクリスマスの絵だとわかる方はほとんどいないのではないでしょうか。

もしくはタイトルを何かの間違いだと思われるかもしれません。確かに我々の知るクリスマスの要素は絵の中から見つけにくく、広告などのイメージ画像に引用はしにくいでしょう。

しかしタヒチの人々の集会や祝いの風景を通じてクリスマスの神聖さと自然の豊かさを描いていた本作は、全盛期に至ったゴーギャンの表現や、当時のタヒチの文化、当時ヨーロッパでクリスマスがイベントとなりつつあった事実と、そしてゴーギャンの故郷への慕情も感じられる貴重な作品です。

 

アルバート・シュヴァリエ・テイラー『雪の中の教会』(1933年)

イギリスの画家アルバート・シュヴァリエ・テイラーは、イングランドのコーンウォールのペンザンスに近い漁村、ニューリンで活動した「ニューリン派」のメンバーとして知られます。

しかしキャリア後半ではロンドンに移り、都会的な生活をする人々を描くことで上流階級の人々から人気を博しました。

この作品では、ロウソクの灯りに照らされたクリスマスツリーを囲む家族の様子が描かれています。

柔らかな光の表現がクリスマスの喜びと家族の幸福な雰囲気を表現しており、「クリスマスは家族で過ごすもの」というイメージを当時のイギリスに広める一助となりました。

 

エドヴァルド・ムンク『売春宿のクリスマス』(1903–04)

ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクは、精神疾患との葛藤を抱えながらも『叫び』など世界的な名画を生み出した世紀末芸術の巨匠です。

売春宿のクリスマス風景を描くという何とも異色の作品ですが、ムンクは制作モチーフとして度々売春宿を用いていました。

本作にはトラブル相手のマックス・リンデ想定した上流階級やムンク自身の出身である敬虔な家庭への解釈・皮肉が込められていると考えられます。

クリスマスの絵画として用いるには際どいモチーフの本作ですが、当時の売春宿など決して裕福でない階層の人々にもクリスマスを楽しむ習慣が普及していたことを知る上では面白いのではないでしょうか

 

サルバドール・ダリ「アメリカのクリスマスの寓意」(1934)

サルバドーール・ダリの作品「アメリカのクリスマスの寓意」(1934年)は、クリスマスをテーマにしたシュルレアリスムの解釈であり、象徴性と社会・政治的なコメントが織り交ぜられています。

作品の中心には卵が描かれ、誕生や再生を象徴するとともに、アメリカ大陸全体を表現しています。

卵は二分されており、北アメリカは動的で革新的な部分として描かれ、飛行機が通過する黒い穴が特徴的です。

一方、南アメリカはより堅実で伝統的なイメージとして表現されています。 このシーンを囲むのは暗い雲と前景に浮かぶ謎めいた女性のシルエットであり、切望や変容といったテーマを暗示しています。

ダリの作品によく見られる卵のモチーフは、再生や起源への関心を反映しており、「ナルキッソスの変容」といった他の作品にも共通する要素です。

この絵画は、アメリカに対するダリの印象を反映しており、若々しく活力に満ちた国として描かれています。

また、故郷スペインのような過去の過ちを回避できる可能性を持つ国としての期待が込められています。

ダリが後にアメリカで名声を得て、広く受け入れられるようになる前触れとして、この作品は彼の特別な視点を示しています。

とは言え、ダリを詳しく知らない人にとっては「何のこっちゃ?」でしょう。

クリスマスらしくないクリスマスの絵画として覚えておいてもいいのではないでしょうか。

「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

本日は来年1月3日(土)から愛知県美術館にて開催されます大注目展のご案内です。

ファン・ゴッホ美術館の所蔵品を中心とするファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、貴重なファン・ゴッホの手紙4通なども展示されます。

1/3(土)から開催されますので来場者は凄いとは思いますが、是非ご覧ください!

 

 

約10年の短い画業の間に油彩や素描など2,000点余りの作品を残したフィンセント・ファン・ゴッホの死後、生前に売れた1点を除く大半の作品は、兄の生活を支えその芸術の良き理解者であった弟のテオドルス(通称テオ)が保管しました。

しかしテオも兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨハンナ(通称ヨ一)が膨大なコレクションを管理することとなります。

ヨーは、義兄の名声を高めることに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。

その息子フィンセント・ウィレムは、コレクションの散逸を防ぐため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力します。

本展では、ファン・ゴッホ美術館の所蔵品を中心とするファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、貴重なファン・ゴッホの手紙4通なども展示し、家族が画家に抱き続けた深い愛と敬意をご紹介します。

 

スケジュール 2026年1月3日(土)〜2026年3月23日(月) 

開館情報

時間
10:00 〜 18:00
金曜日は20:00まで
休館日
1月5日・19日、2月2日・16日、3月2日・16日は休館
入場料 一般 2000円、大学生・高校生 1300円、中学生以下 無料
展覧会URL https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/vangoghshome.html
会場 愛知県美術館
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html
住所 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 

アクセス 地下鉄名城線・東山線栄駅4番出口より徒歩2分、名鉄瀬戸線栄町駅4番出口より徒歩2分

年末年始お休みの予定

 

年末年始お休みのお知らせです。

12/27(土)から来年1/4(日)までお休みとさせて頂きます。

2026年1月5日(月)10時より通常営業となります。

尚、弊社顧客様におきましては何かお問い合わせ等がございましたら年末年始何時でもホットラインでご連絡くださいませ。

迅速に対応させて頂きます。

宜しくお願い申し上げます。

artbond      田村和彦

「弥勒菩薩五十六億七千万年の闇の向こう」待望の版画化!

本日は株式会社鶴田一郎事務所より素敵な作品のご案内です。(内容は昨日と同じです)

待望の作品が版画化されました。

 

この度、多くの方のリクエストにお応えし、鶴田一郎の仏画の大作「五十六億七千万年の闇の向こう」が、待望の版画化となりました。

本作は、鶴田一郎の仏画作品の中でも最も大きな代表作であり、鶴田自身が特に思い入れを寄せる大切な一枚です。

原画の雰囲気をそのまま感じていただけるよう、額装まで限りなく忠実に再現しました。

鶴田一郎が幾重もの時間と思索を重ね紡いだ、この渾身の一枚を、多くの皆様のもとへお届けできることを、心より嬉しく思います。

 

作品詳細

弥勒菩薩 五十六億七千万年の闇の向う

2025年12月版画化。

技法:ジクレー

五十六億七千万年の闇の向こうから、静かに微笑む救済の光。

美人画の延長線上に生まれた、鶴田一郎渾身の仏画。

慈愛の微笑みをたたえ、しなやかな指先でそっと頬に触れる弥勒菩薩。

眼下には一輪の蓮、そしてその奥には宇宙が広がります。

遥かな未来に人々を救うと誓った存在が、時を越えて今、私たちを優しく見守る。

壮大な祈りと宇宙観を宿す傑作が、待望の版画化。

 

サイズ 額装:H725×W530mm×D50mm
注意事項 フレーム裏面パネルには鶴田一郎の直筆サインと日付(基本サインを入れた日)が入ります。
ご希望により、お名前入れ(ローマ字)と日付(西暦)の変更が出来ます。
(例:To Hanako のような形で入ります。)
エディション ED50
フレームカラー ゴールド

額装品 税込価格 495000円

 

*作品の詳細・ご予約は090-7681-7598田村までお気軽にどうぞ!