「企画展」カテゴリーアーカイブ

ヴァイオリンの音色に包まれる神秘の時間

本日は株式会社鶴田一郎事務所より素敵なご案内です・・・・・・

 

 

information
ユニバーサルミュージックから本日発売されました
CDジャケットに使用していただいています♫
クラシックを聴きたくて〜
ヴァイオリンの音色に包まれる神秘の時間
作品はロマンティックジャーニーシリーズ
ロンドン🇬🇧
お家時間のひと時に♫
ご興味ある方はこちらのリンクからCDご購入できます❣️
是非ご興味ある方はご購入くださいませ。
わたくしも購入します♪

 


 

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あやにしき

昨日にお電話で作品のお問い合わせを頂きました。

豊橋市の方で鶴田一郎氏の作品についてのお問い合わせ内容で作品は彩錦についてでございました。

最近ではジクレ作品が多い中久々に木彫作品として発表された作品です。

*作品完成時に刷り上がった作品をそのまま撮影した貴重な画像です。

 

2017年に鶴田一郎作8年ぶりの木版画 彩錦が発表されました。

EDも少ないですし、手彫りで何より木版画特有の線の柔らかさと色彩が本当に素晴らしいです。グラデーションの色加減にはビックリです。

現品をご覧になりたいとの事・・・・・・豊橋市という事で次回の新城展なら近いので見に行けるとの事でしたが、最近は展示しておりませんので次回の新城展に出展が可能かどうか交渉する予定となりました。

久々の木彫作品・・・・・是非ご覧頂けると嬉しいです。

また出展の有無が決まりましたら、お伝えして参ります。

 


 

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Collector

先週1本の連絡がございました。

約30年程前からのお付き合いで鶴田一郎先生の長年のファンの方から久々のご連絡を頂きました。

鶴田先生の作品は初期の初期頃からのコレクターのお客様です。

先生の原画は大好きでコレクションしてきたけど点数的に多すぎるので少し整理して、それを好きな方に持ってもらいたい!どうしたらいい?との内容でした。

有名なコレクターの方で原画作品を収集されていた方です。

それもしっかりとしたお部屋の中で管理され作品は掛けておらず、どれも額装や作品のクオリティーは当時のままで大変業者にとっては有り難いお話でございます。

点数は控えますが、ビックリするくらいの数と絵柄の種類の豊富さには、またまたビックリです。

愛知県にはまん延防止等重点措置が発令されておりますので調整して解除後の来月あたりにお邪魔して交渉してくる予定です。

是非、鶴田ファン・コレクターの皆様ご期待ください。

信じられないようなビックリする作品も入庫が出来ると思います。

有り難いお話に興奮した次第です。

 

是非、artbondの所有する原画作品・版画作品にご期待ください。

 


 

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愛知県まん延防止等重点措置

 

愛知県(名古屋市等)に2022年1月21日(金)から2月13日(日)(24日間)までまん延防止等重点措置が適用されます。

外出・移動について

・混雑した場所や感染リスクの高い場所への移動は自粛
・県をまたぐ不要不急の移動の自粛 外出・移動

飲食店

【認証店】
各店が期間を通して、以下のどちらかを選択
・時短要請:20時まで、酒類提供禁止(3~10万円)
・時短要請:21時まで、酒類提供は20時まで(2.5~7.5万円)
【非認証店】
・時短要請:20時まで、酒類提供禁止(3~10万円)


・同一グループの同一テーブルへの入店案内は4人まで(介助や介護を要する
場合は除く)
(ワクチン・検査パッケージ制度等:適用なし)

飲食店以外

・入場者の感染防止のための整理・誘導
・入場者に対するマスクの着用の周知
・アクリル板等の設置又は利用者の適切な距離の確保 など

イベント

【大声なし】
人数上限5,000人と収容率100%のいずれか少ない方を上限
※「感染防止安全計画」の策定により人数上限は20,000人
【大声あり】
人数上限5,000人と収容率50%のいずれか少ない方を上限
〔ワクチン・検査パッケージ制度等:適用なし〕

その他

・生活・経済の安定確保に不可欠な業務の継続
・出勤者数の削減の推進、事業者による削減状況の積極的な公表、21時以降
の勤務を抑制
・事業継続計画(BCP)の点検・策定
・時差登校、分散登校の検討、対外的な練習試合等の自粛
・ワクチン3回目接種の接種間隔を6か月に前倒すとともに、医療従事者や高齢者施設等の入所者、看護学生や医学部生、警察・消防職員、自衛隊員等に対する接種券なしの接種を積極的に進め、3回目接種を加速

※ワクチン・検査パッケージ制度等:ワクチン・検査パッケージ制度の適用又は対象者全員検査の実施

 

 

皆様、お疲れ様です。くれぐれもご自愛くださいませ。

少しでも早く収束に向かうよう協力する次第です。

 

また2月の鶴田一郎美人画の世界新城展は今のところ開催予定としております。

万が一愛知県に緊急事態宣言が発令された場合には中止にする事も視野に入れております。

 


 

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Minimal/Conceptual: Dorothee and Konrad Fischer and the Art Scenes in the 1960s and 1970s

いよいよ愛知県美術館にて22日 (土)より開催されます企画展のご紹介です。

 

現代美術史を語るには外せないミニマルアートがいよいよやってきます。

是非、ご覧ください^^

 

ミニマル/コンセプチュアル

ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術

Minimal/Conceptual: Dorothee and Konrad Fischer and the Art Scenes in the 1960s and 1970s

カール・アンドレ《雲と結晶/鉛、身体、悲嘆、歌》
1996年 2組の144個の鉛のブロック
ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館
Ⓒ Carl Andre/VAGA at ARS, NY/JASPAR, Tokyo 2021 G2678

 

※「ご来館されるみなさまへのお願い」をよくお読みの上、ご来館ください。

 

ミニマル・アートという言葉は、作家の個性を示すような表現性を捨て去り、幾何学的で単純なかたちの絵画や彫刻を制作した、1960年代アメリカの新しい美術動向の呼称として広まりました。

その代表的な作家であるカール・アンドレとダン・フレイヴィンは、自ら手を動かすことをやめ、工業的に生産された金属の板やブロック、既製の蛍光灯などを用いて作品を制作しました。

そうした状況のなかで、ソル・ルウィットは物理的な作品よりも、その構成の規則となるコンセプトこそが重要であるとして、コンセプチュアル・アートへの道を開きます。

アートにとって最も重要なのはコンセプトであるとする考え方は、同時多発的に国際的な広がりをもっていました。

たとえば、ドイツのハンネ・ダルボーフェンは、数字の計算という思考の過程それ自体を作品として提示し、ニューヨークを拠点とした河原温は、起床時間を記した絵葉書を知人に毎日送り続けました。

フランスのダニエル・ビュレンは、場を異化するストライプ模様を街中などのさまざまな場所に設置し、イギリスのギルバート&ジョージは、自らを生きた彫刻とみなし、彼らの日常それ自体がアートであると考えました。

ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、同時代の国際的な動向をいち早く紹介しました。

本展では、ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー・ギャラリーが保管していた貴重な作品や資料、ならびに日本国内に所蔵される主要な作品を通じて、全18作家の活動から1960-70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを振り返ります。

 

基本情報

[会期]
2022年1月22日(土)~3月13日(日)
[会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間]
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日]
毎週月曜日
[観覧料]
一般 1,400(1,200)円
高校・大学生 1,100(900)円
中学生以下無料※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※上記料金で、同時開催のコレクション展もご覧になれます。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は、1名まで各料金の半額でご観覧いただけます。愛知県美術館チケット売場またはローソンチケット(Lコード:42127)にてお買い求めいただき、当日会場で、各種手帳(ミライロID可)をご提示ください。
※チケットは愛知県美術館チケット売場、ローソンチケット(Lコード:42127)、主要プレイガイドなどで販売します。
[主催等]
[主催] 愛知県美術館、日本経済新聞社、共同通信社

[共催] ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館

[後援] 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、ゲーテ・インスティトゥート東京

[協力] 日本航空

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出品作家

カール・アンドレ、ダン・フレイヴィン、ソル・ルウィット、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、ハンネ・ダルボーフェン、河原温、ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、ブリンキー・パレルモ、ダニエル・ビュレン、リチャード・アートシュワーガー、マルセル・ブロータース、ローター・バウムガルテン、リチャード・ロング、スタンリー・ブラウン、ヤン・ディベッツ、ブルース・ナウマン、ギルバート&ジョージ

 

図版上から:

ハンネ・ダルボーフェン 《7月1日―31日の賃金・給与リスト、 1968年7月25日》
1968年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2021 G2678; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

ダニエル・ビュレン 《定まらないフォルムの絵画》
1965年 国立国際美術館 © DB – ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2678

見どころ

 ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、同時代の国際的な美術動向をいち早く紹介しました。当時の若い作家たちは、1950年代にアメリカを中心に大きな影響力をもっていた抽象表現主義と呼ばれる動向に対して、憧れを抱きつつも同時に反発もしていました。

彼らは、抽象表現主義の絵画に認められる、直観的な色彩やフォルムの配置、絵具に残された身振りの痕跡といった作家の個性を示すような表現性を捨て去って、幾何学的で単純なかたちの絵画や彫刻を制作しました。

こうした新たな動向は、批評家たちによってミニマル・アートと呼ばれ始めます

 

 

図版上から:

ドロテ・フィッシャーとコンラート・フィッシャー
1969年 (撮影:ゲルハルト・リヒター) Photo: Gerhard Richter

ダン・フレイヴィン《 無題(タトリンのためのモニュメント)》
1967–70年 東京都現代美術館 © 2021 Stephen Flavin / ARS, New York / JASPAR, Tokyo G2678

 

その代表的な作家のひとりであるカール・アンドレを、フィッシャー・ギャラリーは最初の展覧会で取り上げました。

アンドレは工業的に生産された金属の板やブロックを用いて作品を制作しました。

従来、作家によって完成された作品は、確固たる存在としてその地位が保証されてきましたが、互いに固定されることのなく床に並べられたアンドレの作品は、容易に解体され再構成されうるもので、作品を一切改変できないものとする考え方を大きく揺るがしました。

同様に1960年代にフィッシャー・ギャラリーで紹介されたダン・フレイヴィンは、既製品の蛍光灯を用いて作品を制作しました。

人工の光を用いて作品を制作する作家はほかにもいましたが、多くの作家が自由に変形できるネオン管を用いたのに対して、フレイヴィンはあえて規格化された蛍光灯を用いて、制作に直観的な判断が入り込む余地を排除したのです。

ソル・ルウィットが、1968年にフィッシャー・ギャラリーで発表した新作《隠された立方体のある立方体》を実現するために、コンラート・フィッシャーに送った作品の制作指示書は、当時のミニマリストの作品制作のあり方をよく示しています。

作品はもはや作家の手を一切介さずに、各部の寸法や塗装の方法などが記された制作指示書を通じて、技術者によって実現されたのです。

 

 

図版上から:

フィッシャー・ギャラリーにおけるソル・ルウィット《隠された立方体のある立方体》の展示
1968年 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Fred Kliché

ソル・ルウィット《隠された立方体のための提案》
制作年不詳 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

 

ミニマリストたちによって、新たなアートのあり方が提示されていく状況のなかで、芸術制作において最も重要なのは、作品の構成を決定するコンセプトであるという考え方が現れはじめます。

先述のソル・ルウィットは、1967年に「コンセプチュアル・アートに関する断章」というテキストを発表するとともに、制作のコンセプトそれ自体を積極的に公開していきます。

1975年のフィッシャー・ギャラリーにおける個展の招待状には、同展で発表された壁面ドローイングを制作するために、技術者に伝えられた制作指示が記されています。

物理的な作品よりもコンセプト自体を重視していく態度は、数字の計算という思考の過程を提示するハンネ・ダルボーフェンや、起床時間を記した絵葉書を知人に毎日送り続けた河原温にも認められます。

二人組の作家であるギルバート&ジョージは、自らを「生きた彫刻」とみなして、彼らの日常それ自体がアートであると考えました。

それゆえ物理的な作品として残されるのは、彼らの行為の記録であって、たとえば《アーチの下で(ボックス)》は、「歌う彫刻」として彼らが各地で実演した際の、記録写真や招待状などを収めたものです。

 

図版上から:

ソル・ルウィットの展覧会「4つの壁の4つの縁から生じる線」の招待状
1975年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 The LeWitt Estate; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

ギルバート&ジョージ《アーチの下で(ボックス)》
1969年 ノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館 © 2021 Gilbert & George; Photo: Achim Kukulies, Düsseldorf

 

1960-70年代は、社会的な変革と連動しながら、アートにおける新しい価値観が次々に生まれた時代でした。

そこで生まれた価値観や考え方は、今日の現代美術の源流をなすものであると言っても過言ではないでしょう。

本展では、デュッセルドルフのノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー・ギャラリーが保管していた貴重な作品や資料、ならびに日本国内に所蔵される主要な作品を通じて、全18作家の活動から1960-70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを振り返ります。


図録

『ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』

3,500円(税込)※ミュージアムショップ特別価格
全328ページ
[発行]株式会社共同通信社
[ISBN-13]978-4-7641-0730-4


関連イベント

 


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