月別アーカイブ: 2025年9月

「瀬戸陶芸協会-内なる声を視る-」

本日は日本六古窯の一つ瀬戸窯、愛知県が誇る陶磁器の一つ瀬戸焼の現在(いま)がご覧頂ける企画展のご案内です。

是非、ご覧ください!

 

 

 

アーティスト

岩渕寛、岩渕幸治、梅田洋、梅村拓生、梅本孝征、 太田公典、加藤圭史、加藤令吉、近藤葉子、佐藤文子、 鈴木克弥、竹内真吾、樽田裕史、長江重和、波多野正典、 藤本磨弥、宮地生成、山田進二、山根宏一、米山雅司
国際芸術祭「あいち2025」のテーマ<灰と薔薇のあいまに>を陶芸作家ならではの解釈で展示のコンセプトとしました。
我々は陶芸という制作活動の中で、素材<灰>と向き合い、自己の対話の中で無から有を作り出しています。
その過程<あいま>には様々な想い・悦び・苦悩・行動があり、そこから作品<薔薇>が生み出されます。
今回の展示では、制作過程における作家の内面を「言葉」にして、「作品」と共に展示します。
作家の想いや制作背景を感じ、作品をより深くお楽しみいただければと思います。
スケジュール 2025年9月13日(土)〜2025年11月30日(日)

開館情報

時間
9:30 〜 17:00
10月以降は16:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
9月16日、11月25日は開館
入場料 無料
会場 愛知県陶磁美術館
https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html
住所 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234

アクセス 地下鉄東山線藤が丘駅よりリニアモーターカー(「八草」行き)「陶磁資料館南」下車徒歩10分

「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」

東京開催だけど見に行きたい!!

そんな素敵な企画展のご案内です。

東京国立博物館にて開催されます「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」(https://tsumugu.yomiuri.co.jp/unkei2025/)、タイミングの合う方は是非ご覧下さい!

 

 

 

 

 

奈良・興福寺の北円堂(ほくえんどう)は、本尊の国宝 弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう)と両脇に控える国宝 無著(むじゃく)・世親菩薩立像(せしんぼさつりゅうぞう)が、鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として広く知られています。

運慶の仏像が安置される空間をそのまま伝える貴重な例である北円堂は通常非公開ですが、修理完成を記念して弥勒如来坐像の約60年ぶりの寺外公開が決定いたしました。

本展は、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7軀の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる奇跡的な企画です。

国宝7軀のみで構成された至高の空間をご堪能ください

 

スケジュール

開催中

2025年9月9日(火)〜2025年11月30日(日)あと81日

開館情報

時間
9:30 〜 17:00
休館日
月曜日
10月14日、11月4日、11月25日は休館
入場料 一般 1700円、大学生 900円、高校生 600円、中学生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URL https://tsumugu.yomiuri.co.jp/unkei2025/
会場 東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

アクセス JR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分

「深宇宙展-人類はどこへ向かうのか-」

本日は美術係ではありませんが、素敵な企画展のご案内です。

以前に「はやぶさ」企画展の時に見ましたが、凄く楽しい内容でした。

ご家族皆さんで楽しめる企画展でございます。

是非、ご覧ください!!

 

 

近年、新たな発見や技術により目覚ましいは発展をとげている宇宙探査。

アルテミス計画をはじめとした月面開発、小惑星探査、果ては火星での生活や宇宙旅行まで、最新技術や知見を実物や映像を通して紹介します。

世界初公開となる有人与圧ローバーの実物大模型、「はやぶさ」&「はやぶさ2」が持ち帰った貴重な小惑星粒子なども公開します。

 

スケジュール 2025年10月18日(土)〜2026年1月18日(日)

開館情報

時間
10:00 〜 17:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料 一般 1900円、大学生・高校生 1000円
展覧会URL https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/exhibitions/special/13
会場 豊田市博物館
https://hakubutsukan.city.toyota.aichi.jp/
住所 〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町5

アクセス 名鉄豊田線豊田市駅西口より徒歩15分、愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分

ZOZO「OKAMUNE ARCHIVES」第3弾

本日は株式会社鶴田一郎事務所より素敵なご案内です。

 

 

 

 

 

 

 

💐information

この度、ZOZO 様とコラボでTシャツを制作させて頂きました。

TV ディレクターの岡宗秀吾さんプロデュースで、後世に残したい日本の70〜90年代のバンドやアート、映画などのアパレルアイテムとして商品化する「OKAMUNE ARCHIVES」の第3弾では、美人画で多くの人を魅了し続ける画家「鶴田一郎」にフィーチャー。

彼のアートワークを落とし込んだ限定Tシャツ2型を発売します!

⭐️本日9月5日(金)12時より 発売スタートしました!

限定発売となります。

この機会をお見逃しなく!

こちらよりご購入できます↓

https://zozo.jp/event/okamune-archives/

https://zozo.jp/sp/

 

*画像・内容は株式会社鶴田一郎事務所よりお借りしました。

 


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東山魁夷も愛した信州 その自然の中で感じるアート体験

全国にはたくさんの素敵な美術館がござます。

本日はその素敵な美術館の紹介となります。

東山魁夷館がある事でも有名な長野県立美術館・長野市に行かれる事があれば是非ご体感ください!

 

東山魁夷も愛した信州
その自然の中で感じるアート体験

人と自然とアートをゆるやかにつなげる長野県立美術館(長野県長野市、善光寺東隣)

長野県立美術館 外観(画像提供:長野県立美術館)

 

長野市にある国宝・善光寺。その本堂の東側に位置する城山公園内に、長野県立美術館 はある。善光寺本堂の脇を抜けて境内を出ると、大きなガラス張りの窓の建物が目に飛び込んでくる。青い空と緑の芝生の間で、ひと際存在感があるが、洗練されたシルエットが雄大な自然に溶け込み、一目見て心地よさを感じる。

コンセプトは、周囲の景観に溶け込む「ランドスケープ・ミュージアム」

展示室に入る前に、美術館の歴史と、印象的な本館の建築を紹介しよう。長野県立美術館は、1966年に財団法人信濃美術館として開館し、69年に長野県へ移管されて以来、信州における唯一の県立美術館として親しまれてきた。2016年に全面改修の基本構想を発表、建築家・宮崎浩(プランツアソシエイツ)の設計により2020年に現在の本館が完成した。そして2021年4月のリニューアルオープンを機に、名称を「長野県立美術館」に改め、新たなスタートを切った。

屋上広場「風テラス」(画像提供:長野県立美術館)
本館の屋上がテラスになっており、そこから善光寺の本堂も見える。カフェで注文したメニューを食べることも可能

 

本館のコンセプトは「ランドスケープ・ミュージアム」。周囲の景観に溶け込むように設計されており、広いエントランスや開放的な屋上広場「風テラス」は、美術館の内と外を緩やかにつなげる。

水辺テラス(画像提供:長野県立美術館)

また本館と、後述する「東山魁夷館」の間にある「水辺テラス」では、アーティスト・中谷芙二子(1933-)「霧の彫刻」が1時間に1回出現する。テラス全体が一気に霧に包まれると、霧はその日の天気や気温、風の強さ、周囲の状況で次々と変化し、幻想的な空間となる。自然と建築(人工物)の間で、霧がすべてを曖昧にすることで、日常をほんの少し“非日常”に変える。すると、今まで当然のように見ていた景色も違って見えてくる。取材時、勢いよく出てくる霧にはしゃぐ子どもたちが微笑ましく、また大人たちも、特別な体験に心を躍らせている様子が見られた。

 

画家本人から寄贈されたコレクション等による「東山魁夷館」

東山魁夷館 外観(画像提供:長野県立美術館)

 

さて長野県立美術館には、信州の風景をこよなく愛した日本画家・東山魁夷(1908-1999)の作品、資料を展示する「東山魁夷館」(1990年開館)も併設されている。画家本人から作品・スケッチなどが長野県に寄贈されたことが機縁となって建設された。《白馬の森》をはじめとする本制作約30点、各地を旅行した際のスケッチ、《唐招提寺御影堂障壁画》の下絵など、収蔵作品は現在、貴重な作品970点余りに及ぶ。

東山魁夷館 ロビー風景
ガラス張りの窓から外を見れば、周囲の木々が水盤の表面に映り、東山魁夷の世界を思わせる水鏡の光景が広がる

東山魁夷館では、1年間を5期に分け、様々なテーマで東山芸術とその業績を紹介する。取材時は、「東山魁夷館コレクション2025 第Ⅰ期」(2025年5月1日~7月21日)が開催中で、《唐招提寺御影堂障壁画》の準備作から、3回にわたり行った中国での取材中に描いた水墨によるスケッチなどが展示されていた。

東山魁夷館 展示風景 
《唐招提寺御影堂障壁画》の準備作は、唐招提寺を開いた鑑真和上が見たかったであろう日本の風景をテーマに、山林や海を描いた風景画を展示

東山魁夷館 展示風景

東山魁夷館 展示風景

 

学芸員の北泉剛史氏に話を伺うと、「当館では、東山魁夷の生前に本人から寄贈された多くの下図・スケッチを所蔵しています。東山魁夷は、完成した作品を本制作と呼んでいましたが、こうした下図類にこそ、本制作に至るまでの画家の息遣い、制作に対する姿勢が感じられます。また、制作の過程から構図や配色などの試行錯誤の跡が見られますので、このような側面からも作品の魅力を感じてほしい」と語る。

今回多く展示されていた中国を取材した水墨のスケッチ。「東山魁夷は、水墨画には高い精神性があり、いずれ描いてみたいという憧れを持っていました。この唐招提寺御影堂障壁画第二期の制作において、ついに本格的に取り組む機会が来たと感じ、水墨画を描いた」という。作品を観ると、スケッチということもありサラリと描かれているが、1点1点じっくり観ると、絵によってタッチも異なり、水墨の表現をさまざまに試していた様子がうかがえる。

《黄山雨過》は、「そうした水墨表現を自身の芸術の中で昇華した結実」とも言える作品だ。本作では、群青(日本画における青色の顔料)を焼いて暗い青色を作り出し、水墨画さながらの情景を生み出した。「水墨でのスケッチの経験から、岩絵の具で水墨のようなモノトーンの世界を表現する。それが東山魁夷がたどり着いた、東山ならではの水墨の表現だったと言えます」(北泉氏)。

同館には、絶筆となった《夕星》(1999年)が所蔵され、5月6日の画家の命日に合わせ、5月の時期に展示しているという。91歳のときに描かれたその絵は現在、その下絵とともに展示されている。

 

2階の展示室から1階に降りると、東山魁夷の制作道具や、制作時に聞いていたというレコードが展示されている(上画像2点)

 

洗練されたシルエットの建築は、時に訪れた人に緊張感をもたらすこともあるが、長野県立美術館は居心地の良い雰囲気に溢れている。大きな窓からは公園の木々、広い空、思い思いに過ごす人たちの姿を見ることができ、美術館(展示室)の中を歩いていても、まるで自然の中を散策するような気分だった。大自然の中で、ゆったりとアートと出会う、そんな特別な時間を味わいたい。

長野県立美術館 外観(画像提供:長野県立美術館)

 

美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ 美術館情報
長野県立美術館|Nagano Prefectural Art Museum
380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4 (善光寺東隣)
開館時間:9:00〜17:00(展示室最終入場時間16:30)
休館日:毎週水曜日(水曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始 12月28日~1月3日